どーも、ギダッチです。
このたび、”ソール・ライター”という写真家の写真集を購入しましたのでご紹介していきたいと思います。
ずっと欲しいと思っていたんですが、機会があり購入しました。
写真家 ソール・ライターとは
出典元:Wikipedia
ソール・ライターとは、1940年代、1950年代にファッションカメラマンをしながら、ニューヨークのストリート写真を撮り続けた写真家です。2006年までは、知る人ぞ知る。という写真家だったのが、2006年にドイツのシュタイデル社に魅力を見出され出版した写真集「Early Color」で一躍世界中に熱狂を持って迎えられます。
その時はすでに83歳になっていました。
ソール・ライターの写真は、フレームいっぱいに訴えかける作風で、余白のある大胆な構図や色使いなど、センスの鋭いアーティスト的視点を持った写真です。
2012年にはドキュメンタリー映画も作成され、日本でも2017年に写真展が開催されるなど、多くの人を虜にしました。
ニューヨークのストリートを撮り続けた写真家『ソール・ライター』
写真集「ソール・ライターのすべて」
今回購入した写真集「ソール・ライターのすべて」は、日本限定に発売された写真集です。
・ストリート写真
・プライベートヌード写真
・商業ポートレート作品
・ペインティング作品
などの、ソール・ライターの魅力が存分に詰まった作品集になっています。絵画もやっていたんですね。
「ソール・ライターのすべて」の感想
この作品集は、写真と一緒にソール・ライターが残した名言が添えられているなど、より作品を引き立てるような嬉しい仕様になっています。
主にカラー写真では、ニューヨークのストリート写真が多く、詩的で大胆な構図や色使いが美しい写真ばかり。
白黒写真では、室内でのヌードポートレートから、ストリート写真までが網羅されています。初期のころは、白黒フィルムを多用して撮影していたみたいですね。
前半では、ファッションカメラマンとして活躍していた頃の写真もあって、これがまた素晴らしいんですよね。
紙の質感もマットで薄いながら、しっかりした紙で作成されているので、作品の魅力を損なっていません。
僕にとっては、とても大事にしたい本になりました。
ソール・ライターを知るには最適の写真集ではないでしょうか。
まとめ
以上、写真集「ソール・ライターのすべて」について書いてきました。
2020年には、東京で再びソール・ライターの写真展が行われるようですよ。
https://www.bunkamura.co.jp/museum/exhibition/20_saulleiter.html
最後に、ソール・ライターが残した言葉でお別れしたいと思います。
「重要なのは、何処で見たとか、何を見たかということではなくて、どのように見たかということだ。」by Saul Leiter
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