写真展を開催するために必要な9つのこと

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こんにちは!広島県尾道市を中心に活動するフォトグラファー、ギダッチです。

ただいま絶賛開催中(2019年6/16時点)なんですが、このたび初めて写真展(個展)を開催しました。

【告知】尾道とフィルムをテーマにした写真展を行います

そこで今回は、初めて写真展を開催した経験をもとに、「写真展を開催するために必要な9つのこと」をお伝えしていきたいと思います。

開催までの道のりは長いですが、ひとつずつクリアしていきましょう。

※今回ご紹介する順序は、あくまでわたくし個人が実践した工程です。

①展示会場を予約しよう

まずは、写真展を開催する会場を予約しましょう。

全国のレンタルスペースが探せるサイト↓

https://www.spacemarket.com/features/qjefjyHd_BVp-qDZ

僕は今回、尾道市のギャラリースペースをお借りして開催しました。こちらのギャラリーは料金が無料でレンタルできるという、なんとも素晴らしいギャラリースペースでした。しかも、駅から徒歩3分という好立地!

尾道ecoライフ館

http://www.onomichiecolife.me/0401.html

②写真展のテーマを決めよう

 

ギャラリーを予約したら、写真展のテーマを決めましょう。普段、自分が撮っている被写体をもとに決めてもいいですし、写真展用にテーマを絞って新たに撮影した写真をもとにテーマを決めましょう。

個人的には、統一感があり、伝えたいメッセージが明確なほうが良いと思います。

僕が今回企画した写真展のテーマは、「LOMO LC-Aで撮影した尾道の写真」です。
タイトルは【僕とフィルムと尾道と】にしました。

タイトルも重要ですね。日本語で解りやすくするのか、英語にして想像力を膨らませてもらうのか・・・。
その際もやはり、お客さんの気持ちを考えて決めるのが良いと思います。

どんなタイトルなら興味を持ってもらえるのか。と考えながら決めていきましょう。

③写真を撮影しようorセレクトしよう

写真展のテーマが決まったら、写真を撮影しましょう。すでに撮影している中からの場合は、写真をセレクトしましょう。

ここが一番難しいかもしれませんね。

決めたテーマに沿って、写真を撮ったりセレクトしていきましょう。
今回僕は、フィルム写真の展示だったので、撮影してからさらに現像するという工程がありました。

④DMを用意しよう

展示開催の1ヶ月前くらいには、写真展告知用のDMチラシを用意して起きたいですね。
今のネット時代に、紙のチラシなんて意味あるの?と思われるかもしれませんが、そんな時代だからこそ、手に取れるDMチラシは最高のアピールになります。

裏面に展示内容が一目でわかるような写真を使い、デザインしましょう。
表面には、写真展の詳細がわかるように

●日にち・時間
●会場の住所・地図
●タイトル
●作者プロフィール

を記入します。

DM作成なら、ネット印刷の【ラクスル】がおすすめです。安価で高品質なチラシが作成できるので利用してみてください。

ラクスル

デザインテンプレートも用意されているので、デザインが苦手、という方にも優しいサービスです。

なるべく部数は多めに作っておくことをおすすめします。ぼくは今回、どれぐらいDMが必要なのか考慮せずに、最初100部だけ注文しました。
結果まったく足りなく、あとからまた500部注文しました。料金的にも1回で多めに注文するほうがお得です。

⑤DMを設置してもらおう

DMを作成したら、DMを設置してもらいに行きましょう。写真のテーマにあった雰囲気のお店など、その地域によっても変わってきますが、ダメもとでお願いしたら案外置いてくれたりするものです。
当たって砕けろ!の精神です。

もし置いてもらえなくても、店員さんへの宣伝にはなります。そこから、なにかに繋がるかもしれません。

⑥プリントしよう

写真展のクオリティーを左右するのが、プリントですね。写真のサイズはどうするのか、どこでプリントするのか、などなど考えなければいけません。

僕の場合は、すべてA4サイズに統一してプリントしました。近くの写真屋さんでやってもらってもいいですが、僕はネットプリントでお願いしました。

A4サイズがプリント出来る業者をネットで探して見つけたのがこちらのお店。

アオヤギ写真工芸社

https://www.aoyagi-photo.jp/

料金が安くて、最高の品質です。

とりあえず試しに1枚プリントしてみて気に入ったら、大口注文でもいいかもしれません。

A4サイズの写真プリントが安価で出来るお店「アオヤギ写真工芸社」

⑦額装しよう

写真を飾る方法を考えましょう。一般的な方法は、額に入れて飾る方法ですね。

額に入れるのもいいのですが、予算が高く付いてしまうのが難点・・・。
そこでおすすめなのが、FUJIFILMが発売する写真パネル【Shacolla(シャコラ)】です。

かんたんに写真を貼り付けて飾れるので、便利です。サイズも豊富にあります。

created by Rinker
富士フイルム
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Shacolla(シャコラ)】について書いた記事はこちら↓

写真展の展示方法に「FUJIFILM Shacolla(シャコラ)」をおすすめする理由

⑧名刺を作成しよう

写真展を開催したら、たくさんの方に自分の存在を知ってもらう可能性が大きくなります。
その効果を最大限にするためにも、名刺を作成して、自由に持って帰ってもらえるようにしましょう。

今回、先ほど紹介したラクスル

で、名刺を作成しました。

表には、HPアドレスや各SNSのアカウント名をシンプルに配置しました。裏面には、尾道の風景写真を一面に配置し、持って帰りやすいデザインにしています。

デザインは、Canvaというデザイン作成サービスで作りました。SNSのアイコンも手軽に入れることが出来るし、テンプレートも豊富にあるので、おすすめです。

⑨在廊しよう

写真展が始まったら、出来る限り在廊したほうがいいですね。他に仕事をしているなら、休みの日をなるべく作って展示会場に在廊しましょう。

在廊とは、画廊にいることを指します。

来て頂いた方と話すことによって、見に来てくれた人にも特別な写真展になるでしょう。写真家にとっては、自分をアピールするチャンスです。
いろんな方の意見によって、気付きもあるし成長できます。

まとめ

いかがでしたでしょうか?「写真展を開催するために必要な9つのこと」をお伝えしてきました。写真展を開催するとなれば、いろんな準備が必要になってきます。
成功させるためにも、今回ご紹介した項目を是非参考にして、素敵な写真展にしてください。

では、今回はこの辺で。

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広島県東部を拠点に活動するビデオグラファー。 このブログでは、カメラ・写真・映像に関することを発信していきます。