これから、動画撮影を始めていきたい方に向けた、【知ってて得する】動画撮影でよく使われる用語集をお届けしていきます。
FPS(フレームレート)
1秒間の間に、どれだけの静止画を撮影するかという値を、fps(frames per second)で表します。
フレームレートとも呼ばれます。
・24fps
・30fps
・60fps
・120fps
このような数値で設定することが出来ます。
これは、カメラによって設定できるfpsが限られてきます。
例えば「24fps」の場合、1秒間に24枚の静止画が撮影されることになります。
数値が高くなるに従い、滑らかな動画になりますが、不自然な動きになります。
一番自然な値は、「24fps」と言われています。
LOG撮影
【LOG撮影】とは、主に写真・動画が撮影できる一眼カメラに備わっている撮影形式です。
ダイナミックレンジが広く(白飛びや黒潰れを極力無くせる)撮影できるため、編集でのカラーグレーディングがしやすいメリットがあります。
SONY= S-Log
FUJIFILM= F-Log
Canon= Canon Log
Panasonic= V-Log
カメラメーカーごとに名称が違ってきます。
RAW撮影
【RAW撮影】とは、主に動画に特化したカメラに備わっている撮影形式です。
写真のRAWと同じく、”生のデータ”という意味合いがあり、加工や圧縮されていない純粋なデータになります。
この形式で撮影するメリットは、カラーグレーディングの際、色の破綻が起きづらく、Logよりもダイナミックレンジが広く撮影できます。
デメリットとして、データ容量が大きくなるという点と、PCのスペックが要求される点があります。
補足説明
表現としての動画撮影の場面でよく使用されます。(映画やショートフィルム、CMなど)
NDフィルター
【NDフィルター】とは、明るさを調整するためにレンズに装着するフィルターのことです。
何故、動画撮影に【NDフィルター】が必要なのかということですが、シャッタースピードが関係してくるんです。
動画とシャッタースピード
動画撮影において、シャッタースピードは重要です。
「シャッタースピード」とは、シャッター幕が降りる速さを現した数値になります。
シャッタースピードを速くすると、被写体が止まったようになり、反対に遅くすると被写体がブレて撮影されます。
動画においては、適度にブレがある方がより自然に見えるのです。
基本的にシャッタースピードは、fpsの2倍の分母の数値にすると自然な表現になるとされています。
例えば、24fpsの場合、シャッタースピードは「1/48」となります。
ですが、必ずそうしないとダメ!というわけではなく、最低はこの値にするのが自然というだけであって、少し数値が高くなってもそこまで影響が出るものでもありません。
結局は、どんな表現がしたいかで決めればいいでしょう。
そこで【NDフィルター】の話に戻りますが、動画撮影では基本的にシャッタースピードを固定して撮影することになります。
なので、明るさは『ISO』と『絞り』で調節することになります。
『ISO』に関しては、上げれば上げるほどノイズが目立ち、画質に影響してくるので出来るだけ低く設定したいですよね。
補足説明
※カメラによって下限値は異なります。
となると、『絞り』で明るさを調節することになるのですが、かなり絞らないと適正露出にならないんですね。
そこで『NDフィルター』が必要になってくるんです。
NDフィルターで取り込む光の量を変えることで、適正露出にするんですね。
ハンドヘルド
【ハンドヘルド】とは、手持ち撮影のことです。
ジンバル
【ジンバル】とは、ブレのない滑らかで動きのある動画を撮影するための撮影機材です。
まとめ
以上、【知ってて得する】動画撮影でよく使われる用語集をご紹介してきました。
学びになりましたら幸いです。
では。
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