フォトグラファーやデザイナーなどの、クリエイティブ作品を売り込むためのポートフォリオサイトを作成できるサービスはいくつかありますね。
ぼくは、Squarespaceというサイト作成サービスを利用してポートフォリオサイトを作っています。
そのサイトはこちら>>
そんな今回、アメリカ発のウェブサイト作成サービス『Squarespace(スクウェアスペース)』の使い方を解説していきます。
この記事が参考になる人
・Squarespaceでサイトを作りたい方
・Squarespaceの使い心地を知りたい方
Squarespaceとは
アメリカ・ニューヨークで生まれた、ウェブサイト作成プラットフォームです。
世界中の、有名企業やブランドなど、100万以上のサイトがSquarespaceで作成されています。
美しくシンプルなサイトが作成でき、カスタマイズも簡単にできちゃうサービスです。
主に、ヴィジュアルで魅せたいウェブサイトにおすすめできます。
料金は月額制(サブスクリプション)で支払う形になります。
料金プラン
Squarespaceのウェブサイト料金プランは、2種類あります。
パーソナルプラン
年間契約で月々$12(約1,328円)
月契約で月々$16(約1,800円)
ビジネスプラン
年間契約で月々$18(約1,992円)
月契約で月々$26(約2,878円)
個人のポートフォリオサイトなら、パーソナルプランで十分だと思います。
Squarespaceの使い方
Squarespaceの登録
下記のリンクから、Squarespaceのサイトに行きます。
右上にある「GET STARTED」をクリックします。
まずはお試し登録でき、2週間の無料トライアルを受けられます。
補足説明
※2週間を過ぎても、こちらからサブスクリプションに登録しなければ料金が請求されることはありません。
次にサイトのデザインを決めます。
左サイドバーにジャンルを選択して選べます。
今回は【Photography】のジャンルを選択。
テンプレートにカーソルを合わせて「START WITH テンプレ名前」をクリックします。
次にアカウントを作成していきます。
GoogleアカウントやE-MAILアドレスで登録できます。
名前やアドレスを入力します。
「CONTINUE」をクリックします。
サイトのタイトルを入力し「CONTINUE」をクリックします。
例えば個人のポートフォリオなら、活動する名前になりますね。
そうすると、サイト編集画面になります。
ここで操作性や使用感などを確認できます。2週間は無料で使えますので色々試してみましょう。
試してみて、良いなと思ったら、ページ下部にある「Subscribe」からサブスクリプションに登録しましょう。
Squarespaceでサイトを編集しよう
Squarespaceの編集画面は、左サイドバーに各メニュー、右側にプレビューという形で編集できます。
プレビュー画面でも、各セクションごとに編集可能です。
「EDIT」でそのセクションを編集できます。
ページを追加する
左サイドバーの「Pages」で、メニューの管理が出来ます。
「MAIN NAVIGATION」の横にある「+」をクリックすると、ページを追加できます。
補足説明
ここに表示されるものは、自動的にメニューに追加されます。
外部リンクも追加できます。
ページ作成のレイアウトが用意されているので、どんなページにするかによって選んでいきます。
ポートフォリオサイトなら
・About(プロフィール)
・Gallery(ギャラリー)
・Contact(お問い合わせ)
があればいいでしょう。
Aboutページはこんなページが簡単にできます。
ギャラリーページを作ってみよう
ポートフォリオサイトに必須のギャラリーページを追加しましょう。
さきほどの要領でページの追加で「Gallery」を選択します。
左セクションをクリックして画像を追加していきます。
追加していくと、右側のプレビューにも反映されます。
画像をドラッグ&ドロップで順番を変えれます。
あとから画像を追加したい場合は、ギャラリープレビューの「EDIT」から編集できます。
ドメインを適用しよう
Squarespaceには、独自ドメインを取得してサイトに適用サービスもあります。
まだドメインを持っていない方は、Squarespaceで取得するのがおすすめです!
面倒な設定もいらないので、すぐ適用できます。
左メニューの「Setting」をクリックします。
「Domains」をクリックします。
「GET A DOMAIN」をクリックします。
補足説明
すでにドメインを持っている場合は「USE A DOMAIN I OWN」で外部ドメインを適用できます。
検索バーで取得したいドメインを打ち込むと、取得可能なドメインが出てきます。
料金のところにカーソルを合わせると「ADD」というボタンが出てくるので、これをクリックして取得します。
※この料金は1年間の料金です。$20なので日本円で約2200円ぐらいでしょうか。
補足説明
年間プランに登録すると、初年度はドメイン代が無料になります。
Squarespaceのメリット
簡単かつ直感的に操作できる
Squarespaceのメリットはなんといっても、サクッと簡単に直感的にデザイン性の高いサイトが作れる点です。
画像なども、ドラッグ&ドロップで操作できます。
WordPressとかだと、導入するのに知識や別途サーバーの契約も必要ですが、Squarespaceはサーバーも内部に組み込まれていますので、登録したらわずかの時間でサイトを公開できるんですね。
シンプルでデザイン性の高いテンプレート
Squarespaceには、初めから質の高いテンプレートが揃っています。特にヴィジュアルに特化した美しいデザインのテンプレートが多いです。
別に料金もかからなく利用できます。
作成したいサイトのジャンルによって、様々なテンプレートが用意されています。
出典:Squarespace
出典:Squarespace
独自ドメインも取得可能
Squarespace内にて、独自ドメインを取得する事ができます。まあ少し割高にはなりますが、サードパーティーで取得する手間は、はぶけますね。
ちなみに、サードパーティーで取得したドメインも使用可能です。
画像は自動でリサイズ
投稿画像は、自動で適正サイズにリサイズされるので、こちらでリサイズする必要がありません。
Squarespaceのデメリット
日本語に対応していない
Squarespaceのデメリットは、日本語に対応していないということがあります。ゆくゆくは日本にも進出するとは思いますが、現時点では、英語での表記になります。
ですが、一般的な単語がわかれば問題ないレベルだと思います。
情報が少ない
日本で使っている人は、ごくわずかのようです。したがって、ネット上に情報がないんですよね。
全部英語なので、英語に強い方は大丈夫だと思いますが、不明な点をググって確認するといったことが難しいです。
WordPressとの比較
WordPressとSquarespaceの比較をしてみたいと思います。
拡張性
WordPressは、オープンソースのプラットフォームなので、テーマやプラグインを外部のエンジニアによって配布されています。
よって、まず数が多いです。
反対にSquarespaceは、内部でテーマやプラグインを作成しているため、数が少なく、拡張性は高いとは言えません。
安定性
WordPressは、オープンソースゆえに、外部からハッキングされたり、スパムが送られたりといった危険性があります。(対策すれば問題ない)
それと、プラグイン同士の相性が良くないと表示がおかしくなったりします。
反対にSquarespaceは、全て内部で管理しているので、セキュリティーやプラグインの不具合などはないと考えられます。
使いやすさ
WordPressは、サイトを構成し公開するまでに、最初はわりと時間が掛かってしまいます。(サーバーやドメイン設定やテーマのカスタマイズなど)
反対にSquarespaceは、直感的に操作できるインターフェースになっているので、感覚をつかめたらサクッとサイトを作れます。
機能的にシンプルなほうが良い!という場合は、断然Squarespaceがおすすめできます。
料金
WordPress自体は、無料でインストールして使用できるんですが、毎月のサーバー代と、年間のドメイン代はかかります。
このブログも、Wordpressなのですが、年間約17,000円ほどの維持費がかかっています。
反対にSquarespaceの場合、パーソナルプランで年間契約の場合、年に約16,000円ほどですね。これにプラス、独自ドメイン代がかかります。
そんなに違いはないですが、手間を考えたら、とても安いと思います。
WordPressとSquarespaceの違いは、こちらのサイトで、わかりやすくまとめられています。
https://squarestudio.jp/thinking/20180519
最後に
いかがでしたでしょうか?
ウェブサイト作成サービス『Squarespace(スクウェアスペース)』の使い方を書いてきました。
シンプルにポートフォリオサイトを作成するのに、うってつけのサービスです。
気になったら使ってみてください。
2週間の無料トライアルができます。
まずは試してみましょう!!
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