ハーフサイズフィルムカメラ『OLYMPUS PEN EE-2』の使い方と作例

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どーも、こんにちは!ギダッチ(@oddordinary)です。

35mmフィルムにハーフサイズの写真を撮ることが出来るフィルムカメラ『OLYMPUS PEN EE-2』をご紹介します。

通常の2倍の写真が撮れるので、初心者の方にもおすすめできるフィルムカメラです。

『OLYMPUS PEN EE-2』とは

OLYMPUS PEN EE-2』は、1968年に日本のカメラメーカー「OLYMPUS(オリンパス)」が発売した35mmハーフサイズフィルムカメラです。

通常の枚数の倍の枚数の写真が撮れるカメラとして、人気があります。

そして、使用方法がとても簡単なので、フィルム初心者の方にもおすすめできるんです!

形式 35mmハーフサイズフィルムカメラ
製造年 1968年
シャッター 1/30秒、1/250秒
プログラムシャッター
露出 プログラムAE
レンズ D.Zuiko 28mm F3.5(3群4枚)
created by Rinker
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ハーフサイズフィルムカメラって?

ハーフサイズフィルムカメラとは、35mmフィルムの1コマの中に2枚の写真を撮ることが出来るフィルムカメラです。

下の画像の黒い枠が、35mmフィルムの通常の1コマ写真です。

そしてこちらが、ハーフサイズの写真サイズになります。

35mmフィルムの1コマのちょうど半分のサイズになるんですね。
そして、写真は縦構図になります。

したがって、通常の倍の写真を撮ることが出来るんです。

 

『OLYMPUS PEN EE-2』の使い方

OLYMPUS PEN EE-2』の使い方を解説していきます。

フィルムの入れ方

まずは、レンズにあるリングを回して、オレンジ色の数値のどれかに設定します。
※これは空シャッターを切るための設定です。

左側面下にあるレバーを下に引くと、裏蓋が開きます。

裏蓋を開けたら、左上部の「巻き戻しクランク」を起こして上に引っ張ります。

フィルムの先端が右に来るようにフィルムをセットして、「巻き戻しクランク」をしっかりフィルムの上側と合致するように下ろします。

フィルムの先端を、右側にある「スプール」の溝の隙間に入れます。

巻き上げレバー」を止まるまで巻いて、空シャッターを切ります。
しっかりフィルムが巻かれてるのを確認して裏蓋を閉めます。

右上にある枚数カウンターが、「1」の位置に来るまで、巻いてシャッターを切ります。
あとは、巻き上げてシャッターを押して写真を撮影しましょう。

フィルムを巻き上げるとき、左上部の「巻き戻しクランク」が回ってるのを確認してください。
ここが回ってないと正常にフィルムが装填されていないということです。

感度設定

レンズのリングを回して、入れたフィルムの感度に数値を設定します。
※白い色の数値のどれかです。

あとは、巻き上げてシャッターを切るだけです!
ピントなどの設定はなく、カメラが行ってくれます。

赤ベロ

露出不足のときは、ファインダーに赤ベロが出てきてシャッターが切れないようになっているので、失敗を防ぐことが出来ます。

現像時のスキャンについて

OLYMPUS PEN EE-2』で撮影したフィルムを現像に出すお店によって、スキャン方法が変わってきます。

基本的には、2枚1組の状態でスキャンされます。(35mmフィルムの1コマサイズ)

逆に、ハーフサイズの1枚を1枚としてスキャンしてくれるところもありますので、お店に確認してみてください。

こちらが2枚1組でスキャンしてもらったもの。

 

 

こちらが、1枚を1枚としてスキャンしてもらったもの。

『OLYMPUS PEN EE-2』の作例

『OLYMPUS PEN EE-2』の作例をご紹介します。

使用フィルム:Kodak Color Plus 200

まとめ

今回は、ハーフサイズフィルムカメラ『OLYMPUS PEN EE-2』をご紹介してきました。
初心者の方に非常におすすめのカメラなので、是非使ってみてくださいね。

動画でもご紹介しています!

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広島県東部を拠点に活動するビデオグラファー。 このブログでは、カメラ・写真・映像に関することを発信していきます。