どーも、ギダッチです。
みなさんは、フィルムカメラというワードは聞いた事がありますよね。
若い人の間で流行っている『写ルンです』も、フィルムカメラにあたります。
そして、そのフィルムカメラに関連したワードで【マニュアルカメラ】というワードも、もしかしたら聞いた事があるかもしれません。
今回は、その【マニュアルカメラ】って何?という疑問に答えていきます。
そして、マニュアルカメラのメリット・デメリットを解説していきます。
マニュアルカメラとは
まず、フィルムカメラとは、フィルムを入れて撮影するカメラです。
そのフィルムカメラには、「機械式」「電子式」の2種類があります。
そして、マニュアルカメラとは、主に機械式で動作するカメラのことです。
- フィルム巻上げ
- フィルム巻き戻し
- ピント調整
- シャッタースピード&絞り調整
これらの動作を、手動で行うカメラのことを指してマニュアルカメラと言われています。
絞り優先モードやプログラムモードを搭載しているカメラもありますが、それらもマニュアルカメラに分類されている印象です。
英語ですが、こちらの動画がフィルムマニュアルカメラの魅力をわかりやすく説明されています。
マニュアルカメラのメリット
マニュアルカメラのメリットはいくつかありますね。
- 壊れにくい
- レトロでかっこいい
- カメラを使っているという感覚
壊れにくい
機械式のカメラは、壊れにくいと言われています。
壊れたとしても、よほどの事がない限り、直せるのだそう。
一方、電子式のカメラは、電子部品が無くなっている物は直す事ができません。
レトロでかっこいい
見た目の良さは大事ですよね。
マニュアルカメラは、35mmカメラの場合、コンパクトな物が多く、持っていてオシャレなんですよね。
女性に人気が出るのも頷けます。
カメラを使っているという感覚
電子式のオートカメラと違い、マニュアルカメラは、自分自身でカメラの機械を実際に動かす必要があります。
フィルムのコマを巻き、明るさを決め、ピントを手で合わし、シャッターを押し込す。
この一連の動作により、カメラを自分の手で操り、写真を作り上げる。という感覚が生まれるんですね。
自分でイチから作っている気持ちになり、それが楽しみになります。
これは、マニュアルカメラならではでしょう。
マニュアルカメラのデメリット
マニュアルカメラのデメリットは、やはりとっさのシャッターチャンスに対応できないところですね。
動いている被写体などを撮るとき、フィルムを巻いて、ピントを合わせ、露出を合わせ・・・。
としていると、一瞬のシャッターチャンスを逃してしまう事もあります。
マニュアルカメラのおすすめ機種
マニュアルカメラのおすすめ機種をご紹介します。
Nikon(ニコン) F3
MFカメラの最高峰!
世界最高のマニュアルカメラを目指しただけあって、完成度の高いカメラです。
今でも、使う人が多く人気のある機種です。
シャッター速度 | B、T、X、8秒~1/2000秒 |
AE | 絞り優先AE |
レンズマウント | ニコンFマウント |
電池 | SR44もしくはLR44を2個 |
重量 | 約700g(ボディのみ) |
Minolta(ミノルタ) X-700
シリーズ初のプログラムAE搭載機。
ファインダーがとても大きく見やすいので、ピントあわせも簡単です。
初心者におすすめしたい機種です。
シャッター速度 | B、1秒~1/1000秒(マニュアル時) 4秒~1/1000秒(AE時) |
AE | 絞り優先AE プログラムAE |
レンズマウント | ミノルタSRマウント |
電池 | SR44もしくはLR44を2個 |
重量 |
Canon(キャノン) AE-1
シャッター優先AEを搭載した、庶民派なカメラとして人気を博したCanonの一眼レフカメラです。
シャッター速度 | B、2秒~1/1000秒 |
AE | シャッター優先AE |
レンズマウント | Canon FDマウント |
電池 | SR44もしくはLR44を2個 |
重量 | 約597g |
OLYMPUS(オリンパス) OM-2
1975年に発売された、オリンパスの一眼レフカメラ。
世界初のTTLダイレクト測光方式を採用し、正確な露出を計ることができます。
小型軽量で女性にもおすすめです。
シャッター速度 | B、1秒~1/1000秒 |
AE | 絞り優先AE |
レンズマウント | オリンパスOMマウント |
電池 | SR442個 |
重量 | 約690g(レンズF1.8標準付) |
PENTAX(ペンタックス) SP
60年代を代表するベストセラー機です。
生産数が多かったため、現在でも多数の中古を見かけることが出来る。
露出はマニュアルのみ。
シャッター速度 | B、1秒~1/1000秒 |
AE | なし(マニュアルのみ) |
レンズマウント | M42スクリューマウント |
電池 | MR-9水銀電池 |
重量 | 約868g(50mm F1.8付き) |
まとめ
いかがでしたでしょうか?
【マニュアルカメラとは?メリットやデメリットも】と題してお伝えしてきました。
マニュアルカメラは楽しいですよ。
是非使ってみてください!
では、今回はこの辺で。
どーも、ギダッチです。最近になって、さらにフィルムカメラに興味を抱く方が多くなってきている印象があります。 わたくしもフィルムカメラは大好きで使っているんですが、最初は全く使い方...
最新記事 by ギダッチ (全て見る)
- DehancerプラグインをDaVinci Resolveで使う方法 - 2024年7月12日
- Lightroom版Dehancerプラグインのインストールと使い方について(クーポンコードあり) - 2024年7月7日
- 【FUJIFILM GFX 50SⅡ】とオールドレンズ【PENTAX6×7 90mm F2.8】 - 2024年2月5日