どーも、ギダッチです。
わたくしが好きなフィルムカメラのひとつに、「LOMO LC-A」というカメラがあります。
とてもコンパクトで、カルト的な人気を誇っている35mmフィルムカメラです。
今回は、その「LOMO LC-A」の使い方をご紹介していきます。
「LOMO LC-A」とは
「LOMO LC-A」は、1983年にロシアで作られたフィルムカメラです。
F2.8に、焦点距離32mmのレンズが搭載されており、このレンズは周辺減光落ちが特徴的なレンズで、このレンズでの写りが、のちにカルト的な人気を得る事になります。
手のひらサイズのコンパクトさも相まって、スナップに最適のシンプルなフィルムカメラです。
サイズ | 107×68×43.5mm |
重量 | 250g |
使用フィルム | 35mmフィルム |
焦点距離 | 32mm |
シャッタースピード | オート |
絞り | オート,f2.8~16 |
フォーカスレンジ | 0.8m,1.5m,3m,無限遠 |
ISO感度 | 25,50,100,200,400 |
電池 | SR-44 3個、またはLR-44 3個 |
「LOMO LC-A」の使い方
「LOMO LC-A」の使い方をご紹介していきます。
各部説明
上部には、シャッター、巻き戻しクランク、フィルムカウンターがあります。
背面には、ファインダー、巻き上げレバーがあります。
底面には、レンズカバー開け閉めレバー、電池室、巻き取りボタン、三脚穴があります。
前面右上に、ISO感度設定ダイヤルがあります。
側面左側には、ピント設定レバーがあります。このカメラのピント設定は、目測で行います。
0.8m
1.5m
3m
遠景
この4つから、だいたいの目測感覚で選択し、ピントを合わせます。
側面右側には、絞り設定レバーがあります。ここは一番下の「A」にしておきましょう。
絞りをマニュアルで決めれるんですが、シャッタースピードが全て「1/60」に固定されるらしいです。
なので「A」にしておけば問題ないです。
フィルムを入れよう
では、フィルムを入れていきましょう。
巻き戻しクランクを上に持ち上げて裏蓋を開けます。
フィルムを、ベロが右側に来るようにいれます。
この「LOMO LC-A」は、フィルムの装填が一工夫必要です。個体差もあるのかもしれませんが、わたくしが使っているものは、なかなかフィルムがスプール(フィルムを巻き込むところ)にかみ合ってくれないんですよね。
そこで、ネットで紹介されていた手法なんですが、フィルムのベロ先端のパーフォレーション穴の1つ目か2つ目の間で折ります。
それから、その折り目をスプールの隙間に挟むようにして入れます。この際注意して欲しいのが、スプールの爪にしっかりとフィルムの穴がかみ合うようにしてください。
巻き上げレバーを回して、フィルムがピンと張るように巻き上げてシャッターを押します。
そのあと、裏蓋を閉めます。
フィルムカウンターが「1」に来るまで、巻き上げてシャッターを押します。
巻き上げるときに注意してほしいのが、巻き取りクランクがしっかり回っている事を確認してください。
これが回ってない場合、正常にフィルムが送られていないので、現像しても何も写っていない!という可能性が出てきます。
「LOMO LC-A」の作例
「LOMO LC-A」の作例をご紹介します。
これはもはや、トイカメラとは言えない写りですよね。とくにISO100のフィルムを入れたときのシャープ感は、ビックリします。
現在は「LOMO LC-A+」という名称で販売中
わたくしが使っているのは、ロシア製の初代「LOMO LC-A」なんですが、現在はLomographyという会社が「LOMO LC-A+」という改良版を販売しています。
余裕があれば、こちらの新品を買うのが安心ですね。
最後に
いかがでしたか?ロシア製フィルムカメラ「LOMO LC-A」の使い方と作例をご紹介してきました。
コンパクトで、独特なアートな描写が特徴のカメラです。
フィルムカメラを楽しんでいきましょう!
では、今回はこの辺で。
最新記事 by ギダッチ (全て見る)
- iPhone 16 ProのApple Logのポテンシャルと内蔵マイクについて - 2024年10月12日
- DehancerプラグインをDaVinci Resolveで使う方法 - 2024年7月12日
- Lightroom版Dehancerプラグインのインストールと使い方について(クーポンコードあり) - 2024年7月7日