フィルムカメラ「CONTAX RX」の使い方を徹底解説!

「フィルムカメラ「CONTAX RX」の使い方を徹底解説!」のアイキャッチ画像

こんにちは!ギダッチ(@oddordinary)です。

わたくしがメインで使っているフィルムカメラは、使い始めて3年ほどになる「CONTAX RX(コンタックス アールエックス)」です。

そこで今回の記事では、このCONTAX RXの使い方を徹底解説したいと思います。
参考になれば幸いです。

CONTAX RXとは

日本のカメラメーカーであるYashica(ヤシカ)と、ドイツのレンズメーカーCarl Zeiss(カール・ツァイス)が共同で開発したカメラブランドから1994年に発売されたのが「CONTAX RX」です。

高級感のある外装に、重厚なフォルムをまとったかっちょいい一台です。

何故このカメラを買ったのかというと、銘玉レンズである【CONTAX Planar T* 85mm F1.4】を使うカメラを探していて出会ったためです。

CONTAX RXのスペック

CONTAX RXのスペックは以下のとおりです。

外寸(D×W×H) 59mm×151mm×104.5mm
重量 810g
電池 2CR5
シャッタースピード 1/4000~4秒
モード 絞り優先/シャッタースピード優先/プログラム/マニュアル/バルブ
測光方式 TTL中央重点的平均測光・スポット測光

重量が810gもあって、結構ずっしりと重いです。
ですが、グリップしたときの安定感は半端なく優れています。

使用電池

CONTAX RXを動作させるためには、電池が必要になります。使用する電池は「2CR5」というリチウム電池です。

created by Rinker
パナソニック(Panasonic)
¥901 (2024/04/25 23:46:33時点 Amazon調べ-詳細)

レンズマウント

CONTAX RXのレンズマウントは、C/Y(ヤシカ/コンタックス)マウントになります。なので基本的には、このマウントに合うレンズを装着します。(マウントアダプターを介せば、いろんなマニュアルレンズが使えます。)

C/Yマウントの人気レンズ

CONTAX Planar 50mm F1.4

created by Rinker
コンタックス
¥39,800 (2024/04/25 23:46:33時点 Amazon調べ-詳細)

CONTAX Planar 85mm F1.4

created by Rinker
コンタックス
¥44,800 (2024/04/25 23:46:34時点 Amazon調べ-詳細)

CONTAX Distagon 28mm f2 8

created by Rinker
コンタックス
¥42,700 (2024/04/25 23:46:35時点 Amazon調べ-詳細)

 

CONTAX RXの使用方法&各部説明

レンズの装着

レンズを装着する方法は、カメラボディーの赤い位置と、レンズの赤い位置を合わせて右に回すと装着できます。

レンズの着脱方法は、カメラ前面すぐ横にあるボタンを押したまま、レンズの赤いマークとカメラの赤いマークを合致させて左に回すと着脱できます。

電源ON

このカメラは電池が必要になります。
カメラ底面のカバーのネジをコインで回して、電池を入れます。

そして、カメラ上部右側にあるスイッチで電源を入れます。

電源は2種類のモードがあります。

・ON
・AEL

通常時は「ON」にするのですが、AEの露出を固定して使いたいときには「AEL」という方に設定します。

撮影モード

カメラ上部一番左側に、撮影モードが選択できます。

・Av……. 絞り優先モード
Tv……. シャッタースピード優先モード
P……… プログラムモード
・M…….. マニュアルモード
・X…….. ストロボ使用時に使うモード
・B…….. バルブモード

Tv」と「P」モードは、CONTAXのMMという種類のレンズにしか使用できないモードです。

操作方法は、カメラ後面左にある「ISO」というボタンを押しながら、シャッタースピードダイヤル上にあるレバーを回して設定できます。

測光モード選択

測光モード(カメラが認識する光を測定する方法)は2種類で選択できます。

TTL中央重点的平均測光
・スポット測光

ドライブモード

ドライブモードは5種類の中で選択できます。

・タイマーのマーク……. セルフタイマーモード(10秒間)
・○(グリーンのマーク)1コマ撮影モード
・C………………………. 連写撮影モード
・S………………………. 1コマ撮影モード(通常はこのモードを使用)
・四角形が2枚重なったマーク… 多重露光モード

露出補正ダイヤル

AEでの撮影時に、露出を上げたり下げたり出来るダイヤルです。

シャッタースピードダイヤル

M」or「Tv」モード使用時に、シャッタースピードを変更するダイヤルです。

CONTAX RXのピント調整機能

フォーカスエイドインジケーター

このCONTAX RXには、ピントの位置をデジタルで確認できる機能「フォーカスエイドインジケーター」が搭載されています。
ファインダーの下部に、絞り値やシャッタースピードと同じ列に表示されているのがそれです。

被写体の前方にピントが合っていたら、左にメーターが振れます。

被写体の後方にピントが合っていたら、右にメーターが振れます。

CONTAX RXのフィルムの入れ方

CONTAX RXのフィルムの入れ方をご説明します。

カメラ左側面にあるスライドを下に押して、裏蓋を開けます。

35mmフィルムをフィルムの先端が右側に来るようにセットして、先端を赤い線のところまで延ばして蓋を閉めます。

そして電源を入れて、シャッターボタンを半押ししたら「シュッシュッシュッ」という音がして撮影可能になります。(表示パネルに「1」と表示されます)

CONTAX RXのフィルムの巻き戻し方

通常フィルムの枚数分撮りきったら、カメラが自動でフィルムを巻き上げてくれます。
もし、撮りきってないけど巻き戻したいというときは、以下の方法で巻き戻しが可能です。

カメラ後面にある「R」というボタンを押したまま、その上にあるレバーを右に回すと巻き戻しが出来ます。

まとめ

いかがでしたでしょうか、「CONTAX RX」の使用方法を解説してきました。
本格的な撮影にも充分耐えうる中級機なので、c/yマウントのレンズを使うなら非常にオススメできるカメラです。

もし、何か不明な点があればコメントいただければ分かる範囲でお答えします。

では、今回はこの辺で。

created by Rinker
コンタックス
¥17,800 (2024/04/26 04:54:33時点 Amazon調べ-詳細)

動画でもレビューしています

The following two tabs change content below.
広島県東部を拠点に活動するビデオグラファー。 このブログでは、カメラ・写真・映像に関することを発信していきます。