いきなりですが、こんな写真を見たことありませんか?
上部が赤く色づいていますね。
これは、フィルムカメラならではの手法で、感光写真と呼ばれています。
今回は、この感光写真に迫りたいと思いますよ。
フィルムならではの感光写真とは
フィルム写真というのは、シャッターが開いた時にフィルムを露光させて像を作るわけなんですが
光を浴びすぎてしまうと、真っ白になって何も写らなくなります。
そして、撮影したフィルムに光が入ると、写真の上に光がかぶさる様に光の色が写ります。
本来、感光とは、間違えてカメラの裏蓋を開けてしまって起こるネガティブな失敗なのです。
カラーフィルムの場合は、赤やオレンジ色がランダムに被さってきます。
そして、その現象を逆手にとって、わざと感光写真を作って楽しむというカルチャーもあるんですね。
たまに予想外に芸術性の高い写真になったりするので、そのランダム性を楽しむ感じです。
インスタグラムにも『感光』のタグでたくさん投稿されています。
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感光写真のやり方は?
では、どうやって感光写真を作る事ができるのか、に迫ってみましょう。
まあ、すごく簡単なのです。
シャッターを切って撮影した後に、フィルムカメラの裏蓋を一瞬(1、2秒ぐらい)開けるだけです。
そして、通常通りに現像に出してください。
そうすると、光に晒された数コマの写真が感光して仕上がります。
こちらのロモグラフィーの記事にもやり方が書かれています↓
感光写真の作例
感光させて出来た写真を載せます。
これは、夜に撮影した写真ですが、不穏な感じに仕上がりました。
こっちは、オレンジ色が強い感じで良い感じです。
まさに焼けているという感じ。
芸術性高いですね。
一面色が被っています。悪くないですね。
青色と赤色のコントラストがたまりません。
うまく、花に被ってくれました。
光が強く当たった感じですね。
こちらは、ほんのりで丁度いいです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
感光写真について書きました。
ここで、人生の教訓を学べるとするならば、『失敗なんてない』ということではないでしょうか。
失敗と思われていることも、視点を変えれば成功になるという良い事例ですね。
写真に学ぶ事は多いです。
いつも、学びの心を!
では。
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