今回は、フィルム初心者の方へ、35mmフィルムの選び方をお伝えしていきます。
フィルムを選ぶ際の参考にしていただけたら幸いです。
35mmフィルムの選び方
まず、35mmフィルムには3つの種類があります。
・カラーネガフィルム
・リバーサルフィルム
・白黒フィルム
今回は、一番手が出しやすくオーソドックスな「カラーネガフィルム」を選びます。
カラーネガフィルムとは
カラーネガフィルムとは、カラー写真が撮れるフィルムで、カメラを通して写った画は色情報などが反転した状態で写されます。
こんな感じ。
フィルムのISO感度について
フィルムにはそれぞれ、ISO(アイエスオー、イソとも言う)感度というものが設定されています。
2桁から3桁の数値で表されています。
現在、一般的に50~800のISO感度のフィルムがあります。
フィルムのパッケージや、フィルムのパトローネに書かれた数値のことですね。
このISO感度とは、光に対する感応度のことです。
数値が低くなるにつれて、光への感応度が少なくなるので、カメラで多く光を取り込む必要があります。
反対に数値が高くなるにつれて、光への感応度が多くなるので、カメラで光を取り込む量を抑えることが出来ます。
ISO感度は、カメラの絞りやシャッタースピードの数値にも影響を与えるものでもあります。
フィルムを選ぶ際の基準
次に、フィルムを選ぶ際の基準をお伝えしていきます。
いろいろ基準があります。
撮影するシーンによって選ぶ
どんな被写体、時間帯、場所で撮影するのかを考慮して、フィルムを選びましょう。
例えば、ポートレートの撮影なら、肌色が綺麗に写るフィルム【Kodak Portra】シリーズがおすすめ!
Kodak Portra 160
Kodak Portra 400
Kodak Portra 800
値段で選ぶ
フィルムは最近になって、ますます値上がりして高くなりましたね。
だいたい、1個あたり600円~2500円あたりの料金のものが発売されています。
そこで値段が安いものを選ぶのも1つですね。
比較的値段が安いフィルムはこちら↓
Kodak GOLD 200
10本セットで販売されています。
Kodak Color Plus 200
10本セットで販売されています。
FUJIFILM 業務用 100
FUJIFILM C200
色味で選ぶ
フィルムは種類によって、それぞれ色味に特徴があります。
仕上げたい写真の色味で選ぶのもいいかもしれません。
青色が強く出るフィルム
FUJIFILM Pro 400H
ナチュラルでクリアなフィルム
FUJIFLM 業務用100
ノスタルジックな色合いのフィルム
Kodak Color Plus 200
シネマティックな風合いのフィルム
Cinestill 800T
使いやすさで選ぶ
使いやすいフィルムは、ISO感度が400のものです。
明るい日中でも使え、夕方までのちょっと暗いシーンでも使うことのできるフィルムです。
ISO400のおすすめフィルム
Kodak Portra 400
Lomography Color Negative 400
FUJIFILM Premium 400
まとめ
ということで、35mmフィルムの選び方を指南させていただきました。
参考にしてもらえたら嬉しいです。
では。
最新記事 by ギダッチ (全て見る)
- iPhone 16 ProのApple Logのポテンシャルと内蔵マイクについて - 2024年10月12日
- DehancerプラグインをDaVinci Resolveで使う方法 - 2024年7月12日
- Lightroom版Dehancerプラグインのインストールと使い方について(クーポンコードあり) - 2024年7月7日