フリーランスの映像クリエイターとして活動しだして、約1ヶ月が経過しました。
フリーでお仕事していこうとすると、映像制作だけのスキルがあるだけでは厳しいと感じます。
そこで今回は、僕が思う『フリーランスの映像(動画)クリエイターになったら必要なスキル5選』をお届けしていきます。
ひとつの参考としてご覧いただければ幸いです。
①営業力
最初からお仕事がある場合は別ですが、フリーランスになってからは自分自身で営業を行い、仕事を獲得していかなければなりません。
僕もまだ模索している段階ですが、この営業力は非常に大事だなと思います。
営業といっても様々なやり方があり、考え方も人によって違ってきます。
営業というと、ターゲットの客層によっても違いますが、企業や店舗に出向き、営業するという姿を想像する方も多いと思います。(僕がそうでした)
ですが今では、このネット・SNS時代において、オンラインを活用した営業が多いのではと思います。
実際僕は、独立したすぐは仕事が全くない状態でしたので、営業をどうやって行っていこうか毎日考えていました。
インスタグラムでの投稿も営業の一つですし、リストアップした企業や店舗にメールを送り営業したりもしましたね。
『営業』という言葉が、難しくしているとも感じるのですが、
営業=提案
こう考えると、やりやすくなるのかなと思ったりもします。
『私はこんなことができます!』とか『仕事を執ったるぞ!』っていうより
『こうしたら、もっと売り上げ上がると思いますよ。』
っていう姿勢の方が、うまくいくと思うんですよね。
なので営業力=提案力と言えるかもしれません。
②マーケティング力
さきほどの『営業力』とも被るのですが、マーケティング力も重要だと感じています。
マーケティングとは、
売れる仕組みを作ること
だと認識しているのですが、
僕の場合、いかに自分のサービスに興味を持ってもらい、購入してもらうのか。
この視点は、自分のサービスを売ることにももちろん繋がりますし、マーケティング視点がないと映像クリエイターとして抜きん出た存在にはなれないと思っています。
僕がやっているのは、BtoBのビジネスです。ビジネスのための映像制作を行っています。
こういった映像制作をしていくにあたり、そもそもマーケティング視点がないとどんな映像を作ればいいのかもわからなくなります。
ただなんとなくカッコいい映像は誰でも作れます。
ですが、プロとしてやっていく以上、『その作品がどんな価値を生み出すのか』『どんな効果が見込めるのか』をしっかり把握しておく必要があります。
これは業務の形式にもよって変わってきますが、個人で映像クリエイターをやっていくなら身につけておくべきスキルだと思います。
マーケティングを学ぶのにおすすめの書籍↓
③インプット力
これは、映像クリエイターに限った話ではないですが、インプットしていく力が必要だと感じます。
フリーランスになったら、いろんなスキルや知識が必要になります。
タイトルを編集
- お金のこと
- マーケティングのこと
- 事務作業のこと
などなど、たくさんあります。
それらを吸収していくには、本を読んだり、YouTubeやネット記事でインプットしていくことが重要になります。
フリーランスになろうという方は、この姿勢は必ず必要になると思います。
それに加えて、本業の映像のスキルも上げていかなければなりません。
④企画・提案力
映像クリエイターとして、お仕事を得ていくのは簡単ではありません。
すべての工程を一人で行うのが一般的であると思いますが、
映像クリエイターの仕事
- 企画構成
- お見積書発行
- スケジュール調整
- 撮影
- 編集
- 請求書発行
- 納品
これらの工程を一人でこなさなければなりません。
映像制作で一番重要だと思うのが『企画・構成』です。
ここがしっかりしていないと、撮影の時にどんなカットを撮影したらいいのかわからなくなりますし、目的の定まらない映像になってしまいがちです。
クライアントさんの意向を聞き、『それを実現するためには、こんな流れでこんな構成に。』という感じで提案していきます。
あと、この『企画・構成』を明確にする手段としてある『絵コンテ』を書くこともあります。
これは、頭のイメージを絵にして共有するためですね。
ただ、これをやると時間もかかりますし、それだけ費用も頂かなくてはいけませんので、基本的にはやっていません。
営業の際にも、自ら企画し提案することが重要だと思っています。
待ちの姿勢ではなく、こっちからアクションを起こし仕事を作り出していくイメージですね。
⑤コミュニケーション力
最後は、コミュニケーション力です。
映像制作の依頼を受けてお仕事を進めていく際に、クライアントさんと打ち合わせをすることになります。
どういった映像を作りたいのか、どんな目的で作るのか、などなどヒアリングをして構成を組み立てる材料にします。
僕の場合、クライアントさんと直接お会いして、ヒアリングや詳しい説明を行います。
こういう時のコミュニケーション力というのは、いかに相手の意図を汲み取って、最適な提案ができるか。
そして、いかに作品の仕上がりイメージを共有できるか。
だと思っています。
それは、メールでのやりとりも同じです。
僕も、まだ手探り状態ではありますが、このコミュニケーション力で制作を円滑に進められるか、思い描く以上の映像が作れるかが掛かっているとも感じています。
これは、経験をしていく中で培われていくものでもありますね。
まとめ
以上、『フリーランスの映像(動画)クリエイターになったら必要なスキル5選』をお伝えしてきました。
僕もまだフリーで活動し始めたばかりなので、さらに必要なことも増えていくと思います。
フリーランスになって不安は大きいですが、全てが自分の責任になるので、身が引き締まる思いで毎日やっています。
これからフリーの映像クリエイターを目指す方も、僕と同じ境遇の方も、楽しく映像制作が出来たら最高ですね。
では。
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