こんにちは、ギダッチです。
わたくしが最初に買ったカメラは、デジタルカメラでしたが、本格的に写真を撮るようになってからは、フィルムカメラで撮影していました。(今は両方使う)
両方に良い所はあるのですが、今回は、『フィルムカメラとデジタルカメラの違い』についてお伝えしていきます。
フィルムカメラについて
まず、フィルムカメラについてです。
フィルムカメラは、その名の通り、フィルムをカメラに入れて撮影します。
「写ルンです」もフィルムカメラにあたります。
フィルムとは?
上の写真のようなものが、フィルムです。(これは35mmフィルムです)
カメラによって、使うフィルムの種類も変わってきます。
今回は、35mmフィルムについて書いていきますね。
下の動画のように、カメラの裏側に蓋があって、その蓋を開けてフィルムを装填していきます。
レンズとフィルムの間に、「絞り」と「シャッター」があり、それらを設定して光をレンズから取り込み、フィルムにレンズを通した像が写ります。
フィルムの種類
35mmフィルムの種類は、3種類あります。
リバーサルフィルム⇒ポジフィルムとも呼ばれる反転フィルム。リアルで発色の良さが特徴。
白黒フィルム⇒白黒に写るフィルム。ネガフィルムとリバーサルフィルム両方ある。
現像という工程
フィルムカメラで撮影したフィルムは、そのままでは写真として見る事はできません。
現像という工程を経て、初めて像として見ることが出来るんですね。
現像(げんぞう)とは、銀塩写真において、露光することによって撮影された写真・映画の感光材料(フィルム・乾板・印画紙)を薬品(現像液)で処理して、画像・映像(潜像)を出現・可視化(顕像)させることである
引用:Wikipedia
こちらの動画は、白黒フィルムを自家現像するやり方を説明した動画ですが、薬品に浸して化学反応を起こして現像を行っていくのが伝わると思います。
現像済みのフィルムは、上の画像のような状態になります。(こちらはカラーネガフィルムです。)
このフィルムをフィルムスキャナーでスキャンして、データにしたり、プリントしたり出来るんですね。
デジタルカメラについて
お次は、デジタルカメラについてです。
デジタルカメラの構造は、センサー(撮像素子)に、画像を撮影してデジタルデータとして記録するカメラです。
今回は、レンズ交換式のカメラ、「デジタル一眼レフカメラ」と「ミラーレス一眼カメラ」について書いていきます。
デジタル一眼レフカメラ
デジタル一眼レフカメラの特徴はミラーがある点ですね。
レンズから入った光はミラーに反射して、ファインダースクリーンと言われるものに当たり、ファインダーを通してリアルな画像を見ることが出来ます。
このファインダーを光学式ファインダーと言います。
シャッターを押すと、ミラーが上がり、その後ろにある「撮像素子」に画像が記録されます。
基本的に、SDカードなどの外部メモリーを入れて記録していきます。
こちらのNikonの記事がわかりやすいですね。
http://www.nikon-image.com/enjoy/phototech/manual/01/01.html
ミラーレス一眼カメラ
ミラーレス一眼カメラは、その名の通り、ミラーが無いんですね。
一眼レフカメラが主流だった時代に、電子式ファインダーを搭載した小型で軽量さが売りの「ミラーレス一眼」として世に出されました。
ミラーレスカメラはミラーが無いので、レンズの後ろが、すぐセンサー(撮像素子)になります。
一眼レフは大きくて重たいものが多かったので、小型軽量化された「ミラーレス一眼」はそういった層に受けいれられることとなりました。
デジタル・フィルム、それぞれのメリット
デジタルカメラ・フィルムカメラ、それぞれのメリットについて迫っていきたいと思います。
デジタルカメラのメリット
まず、デジタルカメラのメリットについてです。
たくさん枚数を撮影できる
デジタルカメラは、デジタルデータで画像を保存するので、外部メディア(SDカードなど)の容量次第で、かなりの枚数を撮影できたりします。
ランニングコストがかからない
フィルムカメラだと、フィルム代、現像代がかかってきます。
その分、デジタルカメラの場合は必要な物を初めに揃えれば、そのあとは写真にコストはかかりません。
クリアな画像を得られる
最近のテクノロジーは進化していますね。
それは、カメラの世界にも恩恵をもたらしています。
ノイズの少ない鮮明な写真を撮影する事ができるんです。
フィルムカメラのメリット
お次に、フィルムカメラのメリットをお伝えします。
一枚一枚を大切に撮れる
フィルムは撮れる枚数が決まっています。
フィルムによって違ってきますが、だいたい27枚か、36枚程度なんですね。
枚数に制限があることに加え、フィルムの場合、やり直しが効きません。
「ミスったから撮り直す」なんてことは出来ないのです。
それ故に、一枚一枚にかける思いも変わってきますね。
フィルムによる写りの違いを楽しめる
フィルムは、様々な種類のフィルムが販売されていて、それぞれ特徴があります。
色味や描写の違いを楽しむことが出来ます。
自分のお気に入りのフィルムを探すのも、楽しみの1つです。
暖かみのある写真
フィルムで撮る写真は、光の捉え方が独特で、フィルムならではの暖かみのある写真を得る事ができます。
この写りに魅了されて、フィルムカメラを始める人が多いのも事実です。
フィルム自体も値上がりしてますし、それに加えて現像代もかかってきます。
それでも人気が衰えないのは、フィルム写真に魅力がある証拠ではないでしょうか。
デジタル・フィルムの写りの違い
デジタルカメラとフィルムカメラは、記録する方法が違うので写る画も変わってきます。
そこで、実際にその違いを見ていきましょう。
デジタルカメラの写真
フィルムカメラの写真
最後に
『フィルムカメラとデジタルカメラの違い』についてお伝えしてきました。
デジタルにせよ、フィルムにせよ、自分にあったカメラで撮影を楽しんで頂きたいなと思います。
それぞれに利点があるので、両方使っても良いですしね。
これから、カメラを始めたい方への指針になれば幸いです。
では、今回はこの辺で。
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