どーも、ギダッチです。
みなさん、「クロス現像(クロスプロセス)」というフィルムの現像方法をご存知でしょうか?ちょっと変わった効果が期待できる現像方法なのです。
先日にLOMO LC-AとFUJIFILM PROVIA 100Fで撮影したフィルムを、トイラボというネット現像所でクロス現像してもらいましたので、結果をお届けしたいと思います。
クロス現像(クロスプロセス)とは
「クロス現像(クロスプロセス)」とは、リバーサルフィルム(E-6現像)をネガ現像(C-41)で現像したり、ネガ現像(C-41)をリバーサルフィルム(E-6現像)で現像する手法で、アート風で独特な効果が楽しめる現像方法です。
良い効果が期待できるのは、リバーサルフィルム(E-6現像)をネガ現像(C-41)で現像する方法です。これが、一般的なクロス現像なんですね。
出典:Wikipedia
「FUJIFILM PROVIA 100F」をクロス現像してみた
今回、「クロス現像(クロスプロセス)」したのはこちらのフィルム、『FUJIFILM PROVIA 100F』です。
使用カメラは、LOMO LC-A。
では、現像結果をごらんください。
うん、とても予想外の結果になってしまいました。もっとこう、色が残った状態になってほしかった・・・。
これらの写真はどれも、グリーンに支配されていますよね。
「クロス現像(クロスプロセス)」の面白いところは、フィルムによって仕上がる効果が変わってくるということ。その違いを楽しむのもいいかもしれません。
また、フィルムの状態でも結果が代わるのかも知れませんね。
失敗してもいいフィルムで実行することを、おすすめいたします。
現在発売中のリバーサルフィルム
クロス現像(クロスプロセス)できるネット現像所
トイラボ
今回、クロス現像してもらったのは、トイラボというネット現像所です。
ネガ現像とクロス現像に対応したネット現像所で、現像+データダウンロード形式で提供されています。フィルムスキャニングサイズで料金が変わってくる仕組みです。
クロス現像料金表
4BASE(1544×1024) | 1,274円 |
16BASE(3088×2048) | 1,814円 |
TIFF(3088×2048) | 2,354円 |
なら写真倶楽部
楽天市場やYahooショッピングにて、フィルム現像を販売しているお店「なら写真倶楽部」。こちらは、CD保存でデータ化ができます。
ポパイカメラ
東京・自由が丘に店舗を構える「ポパイカメラ」。こちらでもクロス現像を行っているようです。詳細は以下のリンクからどうぞ。
http://www.popeye.jp/free/price
クロス現像(クロスプロセス)してみた感想
今回のクロス現像は、失敗と感じました。フィルムの種類によっても仕上がりが変わってくるようなので、最適なフィルムを選ぶ必要があるかもしれませんね。
けっこう実験性を伴う手法なので、失敗できないフィルムでは行わないほうがいいでしょう。ほんと賭けのようなものです。お値段もしますしね。
ですが、それもフィルムの楽しいところですよね。
また、余裕があるときに試して見たいと思います。
まとめ
以上、リバーサルフィルム「FUJIFILM PROVIA 100F」をクロス現像してみた結果をお届けしました。気軽には出来ない楽しみ方ですが、一度試してみてはいかがでしょうか?
では、今回はこの辺で。
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