先日、メインカメラを「Blackmagic Pocket Cinema Camera 4K」にしました。
※以降「BMPCC4K」
映像制作で独立したので、しっかりとしたクオリティーを出すために、このカメラにしました。
そこで今回は、僕が「BMPCC4K」を購入したときに買った周辺機材をまとめてみたいと思います。
BMPCC 4Kの使用シチュエーション
- 手持ち撮影
- 三脚撮影
①カメラケージ
カメラケージを使う理由はいくつかありますが、
①カメラを守るため
②拡張するため
これが主な理由だと思います。
動画撮影のクオリティーを保つには、カメラの周辺機材がたくさん必要になります。
BMPCCは、ホットシューも付いてなく、ケージを付ける前提で作られています。
なので、カメラケージを取り付け、そのケージに様々な機材を取り付け運用していく形になります。
ケージは大きく分けて3種類あります。
ケージの種類
- フルケージ
- ハーフケージ
- トッププレート
フルケージ
カメラ全体を覆ってくれるケージです。
ガッチリさせたい人は、こちらを選べば良いでしょう。
ハーフケージ
カメラの半分を覆ってくれるケージです。
僕もこれを使っていますが、これで問題はありませんね。
トッププレート
こちらはケージというか、上部分につけるプレートですね。
なるべく最小・軽量にしたい方は、こちらで良いと思います。
②バッテリー
BMPCC4Kのバッテリーは、『LP-E6』というCANONのカメラで使われているバッテリーを使用します。
ですが、純正バッテリーは値段が高いので、互換バッテリーを使用しています。
互換バッテリーは色々ありますが、僕は『ROWA JAPAN』が発売するバッテリーを使っていますが、今のところ問題なく使用できています。
※購入される場合は、自己責任でお願いします。
③バッテリー充電器
バッテリー充電器は、こちらの充電器を使っています。
2つ同時に充電できるので便利ですね。
USB-A端子なのですが、ケーブルがめちゃくちゃ短いのが難点です。
④SSD
BMPCC4Kで動画を記録するには
記録方法
- CFastカード
- SDカード
- USB-C
- HDMI外部収録
この方法があります。
CFastカードとSDカードは、コンパクトに運用できるのですが、なかなか値段が張るので躊躇します。
なので一般的には、SSDに収録するという方法が用いられてるんですね。
(加えて、高速で読み書きできます。)
SSDをUSB-Cケーブルでカメラに接続します。
Smallrigから発売されている『SSDクランプ』をケージに付けて、SSDを固定します。
⑤モニター
BMPCC4Kのモニターは、固定型です。
ティルトしたり出来ないので、非常に見にくいんですね。
そこで必要になるのが、外部モニターです。
外部モニターは様々な種類があり、値段もピンキリです。
モニターに外部収録できるものや、輝度の高いものなど、多岐に渡るので自分に合ったものを選ぶと良いでしょう。
人気の高い外部モニターはこちら↓
⑥HDMIケーブル
外部モニターを接続するためのHDMIケーブルが必要になります。
僕が使っているのは、上記のものです。
⑦トップハンドル
トップハンドルは、カメラケージに取り付けて手持ち撮影の時にブレを低減したり、さらに機材を拡張するために使います。
トップハンドルには、アクセサリーシューが付いてるので、ここにモニターホルダーマウントを取り付けモニターを取り付けるのが一般的です。
⑧フォローフォーカス
BMPCC4Kはオートフォーカスは搭載していますが、おまけ程度なので、基本はマニュアルフォーカスでフォーカスを合わせるようになります。
レンズのピントリングを直接操作することも出来ますが、それだとブレが生じたりするので、『フォローフォーカス』というものを使い、フォーカスを直接レンズに触れることなく操作します。
レンズのフォーカスリングに『フォーカスギア』と呼ばれるギアを取り付け、ギア同士を噛み合わせ回すことでフォーカスリングが回る仕組みです。
ギアを遠隔操作出来るワイヤレスバージョンもあります。
フォローフォーカスの取り付け
フォローフォーカスの取り付け方法です。
買った時に『ロッド』と呼ばれる棒が付属するのですが、短いのであまり使えませんね。
なので、Smallrigから発売しているものを使います。(結局、Smallrig沼に)
まず、ロッドを固定するためのアイテムが必要です。
『ベースプレート』と呼ばれるアイテムで、これをカメラの底に取り付けます。
そして、このプレートの左部分にロッドを入れて固定します。
ロッドも、Smallrig製品のこちらです。
長さもいろいろあるので、レンズに合わせて購入しましょう!
ちなみに僕は、このベースプレートに『クイックリリースクランプ』を装着し、カメラ側に専用プレートを取り付け、すぐに着脱出来るようにしています。
⑨マイク
BMPCC4Kの内蔵マイクも非常に性能が良いのですが、しっかりと音にも拘りたい場合は、外部のマイクを使用することをおすすめします。
僕が使用しているのは、『SENNHEISER MKE600』です。
非常に人気のガンマイクという種類のマイクになります。
三脚での運用
BMPCC4Kを三脚で運用することもあるかと思います。
おすすめの三脚は『ビデオ用三脚』です。
今回ご紹介したアイテムを取り付けると、ある程度重量が重くなってしまいますので安定感のある三脚がいいと思います。
このようなビデオ用三脚は、雲台にプレートで固定するようになっています。
ですが、三脚に固定するたびに、このプレートを付けていたら大変手間がかかってしまいます。
なので僕は、先ほどご紹介した『Smallrig ベースプレート』の下に、三脚のプレートを装着しプレートをデフォルトで付けるようにして、すぐに三脚に固定できるようにしています。
参考にしてみてください。
まとめ
ということで、BMPCC4Kを買ったらとりあえず揃えるべき機材をまとめてご紹介してきました。
けっこう沼にハマりますが、参考にしてみてください。
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